経験者のみが知ることのできる鍼治療の良さ

2017年10月10日
 体の疲れ、肩の凝りや腰痛、足の浮腫や張りなどを感じた時、それらの辛い箇所を撫でる/摩る/揉むといったいわゆる「マッサージ」というのは、だれもが受けていて「気持ち良い」と感じる治療法です。
 ところでそのマッサージですが施術後に、「受けている最中や治療直後は良いけれど次の日にはまた症状が元に戻ってしまう」という方はいらっしゃいませんか?
「確かにそうだ」というあなた、その感じ方は決しておかしいものではありません。
 マッサージには、「受けていて心地良い」という利点があります。
ただその一方で、あくまでも体の表面に存在する筋肉の凝りや痛みを取るに止まってしまう治療法であるともいえるのです。
マッサージだけで治療効果を感じにくい場合というのは、筋肉の硬さが体の奥深くにまで達してしまっている状態を示します。マッサージでは指が届かない体の奥に有る筋肉の緊張を取り除かないかぎり、辛い症状を根本的に改善するのは難しいといってよいでしょう。
 そこで是非皆さんに注目していただきたいのがやはり「鍼治療」です。
鍼治療は、マッサージではアプローチできない硬くなった凝りに刺激を与えられるので、心の部分の硬さを取るのにとても適しています。
凝っているのが分かっているのに自分でその部をどうすることもできないもどかしさから解放してくれるのも鍼ならではの魅力です。
実際当院でも、「鍼先が硬い筋肉に刺激を与えてくれている感じが気持ち良い」、「鍼が凝りをほぐしてくれている気がする」などと言いながら施術を受けられている患者さんも多くみられます。
鍼という物から怖いイメージが抜けない方も多いかもしれません。しかし 、マッサージだけでは満足いかない中で「よし、1度試してみるか」との思いで治療を受けられた方のみが、鍼治療の効果や良さを体験・発見できることをご理解いただければうれしいです。
なお、あまりに凝りの度合いが強いと、場合によっては治療直後に施術した部位に1種の怠さのようものを感じるかもしれませんが、それも徐々になくなっていくと同時に、気になっていた症状が軽くなっていきますので、その点はご安心ください。
鍼治療を受けてみたいという方のご来院を、心よりお待ちしています。
もちろんマッサージ希望の方も大歓迎です。