来院は、是非美容院に行く感覚で

2015年10月23日
ここのところからっとした晴天の毎日が続いています。
暑くも無く、寒くも無い爽やかな空気に包まれる度に、「松本はなんて良い所なのだろう」としみじみ感じている今日この頃です。

 さて皆さんは、「治療院」あるいは「鍼灸院」という看板を見たり言葉を聞いた時、どのような印象受けますか?
「鍼治療やマッサージをしてくれる所」
「そこに行けば肩凝りが楽になるかもしれない」
「実際にはどんな事をしてくれる場所なのかな」
など、様々な事を考えると思います。

 実際、そのような場所であることは事実です。
しかしここであえて私が強調したいのは、「治療院」という名前その物に対するイメージです。
というのも、例えば「リラクゼーションルーム」などとは異なり、
この名前にはどことなく、かちっとしたイメージをお持ちで「なんとなく行きにくいな」
と思われる方も多いのではないでしょうか?
場合によっては、「病院」と同じような感覚を持たれるかもしれませんね。

 確かに、辛い症状を改善するという点では、病院と似ています。
ただ私としては、どちらかというと病院では無く、ある意味「美容院」に行くような気楽な気持ちで足を運んでいただけたらと思うのです、
 最近、何度か来院される中で症状が落ち着いてきた多くの方から聞かれる事の一つに、「あと何回ぐらい通えば良いですか?」というのがあります。
 実際、肩凝りや腰痛・足の痛みといった筋肉の緊張が原因で起こっている症状は、何度か続けて治療することで一端は楽になります。しかし、その人の体の動きの癖や姿勢・体質などにより、しばらくすると再び凝り間や痛みを感じるようになってしまいがちです。しかたがないのですが、「凝り」とはそういう物なのです。
 そんな時こそ思い出していただきたいのが、美容院です。
「髪の毛が伸びて気になってきたからそろそろ行こうかな」というのと同じように、
「肩の凝りが気になってきたから行こうかな」、「疲れが貯まってきたからマッサージしてもらおう」
くらいの気軽な気持ちで起こしいただければ嬉しいです。
 「何でこんなに凝ってしまうのだろう」などとストレスを貯めすぎないでください。
 硬くなった筋肉を解すことにより症状は改善しますので、安心してご来院ください。