前回は、主に40代の方に対する体のメンテナンスの重要性についてお話ししましたが、今回はその続きです。
一方、40代後半から50代の多くの方々は、やはり更年期を迎える自分の体調の変化に戸惑いを感じ来院されます。
つまり、それまで気にならなかった肩凝りや腰痛などが、この時期になって我慢できないほど辛くなってしまう場合があるのです。事実、閉経に近づいた女性の体は、ホルモンのアンバランスな状態を受け、体調が不安定になりがちです。
それまでは、時間がたてば気にならなくなっていた症状がなかなか治らないと、どうしても不安を感じたり憂鬱になります。
しかし決してそんな自分を責めるようなことはしないでください。
痛みがなかなか改善しないということは、体が「そろそろメンテナンスをしてほしいな」と訴えている、いわゆる一つのサインです。それ以上辛くならないためにも、どうかそのサインを見逃さないでください。
マッサージや鍼の治療を受けることで、辛い症状を改善し体をいたわることにより、いくつになっても元気な毎日を過ごせるのです。
「家事や子育て・仕事に追われて時間が無い」、「マッサージや鍼をこの歳で受けるなんて贅沢すぎる」などとお考えの方もいるかもしれませんね。
どうか気になる症状をそのままにしておかないでください。
「いざとなったらあそこに行けば楽になる」と思っていただけるような治療院を目指し、これからも皆様の健康を保つお手伝いができれば幸いです。